2010年1月アーカイブ

炎症性色素沈着4

皮膚の炎症により生じる副産物

それがこの色素斑です。

 

前回までの小話で

《炎症》というものが、厄介な存在であることは

なんとなしにお伝えできたでしょうか?

 

炎症が皮膚に発生すると

必ずそのあとに

時間差をおいてメラニンの生成が活発になるのですが

その程度には非常に差があります。

もともと人種、体質により

炎症性色素沈着の発生頻度、発生強度は異なります。

なんとも、残念なことに

我々アジア人は強く出やすい人種です。

 

さて、この色素斑の治療法ですが 

シミの正体は炎症・・・ですから

治療の目標はまず

炎症を沈める、なだめることに尽きます。

炎症が落ち着きましたら

そのあとに

メラニン色素の工場に対して、

あるいは

工場で働いている従業員の方に対して

色素をたくさん作るのを

控えてもらう。

普段どおりで構いませんから

あまり働きすぎず、

そんなに色素を作らないでも、大丈夫ですよ

無理しないでください

体に毒ですよ

と説得する事が治療となりますね。

 

実際の説得、交渉?の際には

いろいろなテクニック、裏ワザもありますので

ご相談ください。

 

 

花粉症

花粉症

慢性疲労など

しばらく体調を崩しておりまして、ブログは

ご無沙汰しておりました。

また、徒然に再開していきますので

よろしくお願いします。

 

くしゃみ、鼻水、目の痒みなど、花粉症の諸症状は

早めの内服で、抑えられます。

今まで平気な方でも、突然に発症するのが

花粉症ですから

 

なんだかだるくて風邪みたい・・・

肌も荒れるし・・・

 

風邪ではないかも知れません。

花粉で肌が荒れる方もありますので、

気になる方は、一度チェックされるといいと思います。

花粉症の程度は血液検査ですぐに

分かりますので。

 

炎症性色素沈着3

皮膚の炎症により生じる副産物

それがこの色素斑です。

 

虫刺されの跡

ニキビのあと

正座する方の膝の茶色い座りだこ

バイオリン奏者の方の首のたこ

 

上記の茶色い要素は、すべて炎症性色素沈着と言えます。

かなり守備範囲の広いシミですね。

前回の小話での日焼けの色グロも、これです。

 

はて、

日焼けは冷めるというか

冬になれば素肌の色に戻るけど・・・

他の炎症性色素沈着は取れない

て言うか

ほっといても薄くはならない気がする。。。

と言う方あると思います。

 

これはごもっとな見解で

なかなか薄くなってくれない

頑固な炎症性色素沈着は多くあります。

 

日焼け肌がもとに戻るように

そのシミの色が抜けてくれるかどうかは

もともとの刺激、炎症の強さが影響します。

 

夏の海で一度だけ日焼けした。

これは1回の強力な紫外線刺激です。

強い刺激ですが、1回こっきりなので

こういうものは意外と早く引きますね。

 

しかし、正座やバイオリン演奏家の方など

日常生活の上で毎日繰り返される行為

皮膚がこすれる、押しつける

摩擦や圧迫。

 

これらの慢性的物理的刺激は

非常に弱い力で、長い時間をかけて

皮膚に炎症を生じさせて

シミとなりますから

刺激をやめても、元の状態に戻るまで

作る時と同じように

長い時間が必要となります。

 

ニキビやニキビ後のシミでお悩みの方多いです。

ニキビ後のシミも

この炎症性色素沈着ですから、

ニキビの化膿が治まれば

シミは自然と薄くなっていきますが、

何度もニキビが治ったり、できたりと繰り返してしまう方が多く

繰り返す結果

そこに何度も炎症が加えられ

時に頑固なニキビ跡の色素沈着が発生します。

 

次回は治療の方法について書いてみます。

炎症性色素沈着2

日焼けや年齢の積み重ねは

あまり関連がありません。

字のあらわす通り

炎症による色素沈着・シミであります。

肝斑もこのシミの一種、親戚と言えます。

 

炎症とは

わかりやすく言うと

皮膚が赤くなることです。

 

蚊に刺された

かぶれた

打撲した

こすった

 

要因、原因は様々ありますが

外からの刺激

外的な物理的な刺激が加えられると

その部分で反応が起きて

皮膚が赤くなります。

これが皮膚の炎症です。

 

内面的な精神的な刺激が加えられ

顔面が紅潮したりするのは

興奮、体温・血圧の上昇に伴って

毛細血管が開いて

血液の循環が良くなている状態として生じており

炎症ではありません。

 

皮膚というのは

炎症が生じてしまうと

その度合い、強さにもよるのですが

のちに、メラニンをたくさん作ってしまうのです・・・

 

小麦色の肌

日焼けもこの炎症性色素沈着です。

紫外線という

刺激により、皮膚がやけどを起こし

炎症します。

その後メラニンの産生が増えて

皮膚を黒くするのです。

炎症性色素沈着

シミの話で紹介しました

しみ・くすみと称されるものの1種です。

これは、老人性ADMそばかす等とは

少し異質なシミと言えます。

英語ではPIHと呼ばれます。

Post-Inflammatory Hyperpigmentationの頭文字です。

このものは、

老若男女問わず、いつでも、だれでも生じることがあります。

 

分かりやすい例として

膝の裏、足のつけね(ソケイ部)など

色白の人でも少し色素沈着(色が濃い)していますね。

これも一種のPIHと言えます。

次回、このPIHについて

少し噛み砕いてみます。

韓流ブーム2

201001081310000.jpg景福宮(キョンボックン)

ソウルの有名な

観光スポットの一つです。

 

当時の生活様式や

歴史的・文化的な背景を展示する

国立民俗博物館や

国立古宮博物館など

大変興味深い施設も見学しました。

かなりの展示品があり

当時の情景を想像しました。

 

もう少し暖かい時期なら、

宮廷の四季折々の景観を

堪能できたと思いますが、

見渡す限り

眩しい白銀の世界でした。

 

緑豊かな季節になったら

もう一度訪れてみたいですね。

韓流ブーム

というわけで

先日の休暇中に韓国に行ってまいりました。

 

韓国は日本より美容医療が一般的で

肝斑レーザーなどの新しい治療も盛んなようです。 

韓国は4回目ですが

今までは学会などの旅行で

あまり観光はしていません。

 

今回は現地に住む

友人に会うことが目的で、観光も楽しんできました。

 

空港からほど近く

友人の待つミョンドンへ向かう途中

ハンガンという大きな河があったのですが、

その広大な川面が凍結していました。

なんともこの大河が凍結するのは100年に一度とのこと

友人からも

ちょうどいい時期を狙って来たね、

と軽くお褒めの言葉をいただきました。

 

最高気温がマイナス表示

最低気温はマイナス10数度という

極寒の旅でしたが、

友人の心のこもったもてなしで

心休まる、そして心温まる旅でありました。

 

これからますます

寒さは厳しくなっていきますから

皆さん風邪など引かぬよう

ご自愛ください。

表参道は本日より

新年の診療を開始いたしました。

 

最大限の知識と技術

そして情熱をもって

診察にあたってまいります。

 

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

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