美容を専門とし皮膚科・形成外科医として長年の経験を積んできました。長年培ってきた「経験」と「熟練の技術」そして、なによりも貴方を思う「こころ」が最新鋭の機械性能を最大限活かせるのです。

お悩み

  • 首のいぼ?とげ?

    メールでよくお問い合わせをいただく質問について

    今日は書いてみます。

     

    首、デコルテ、おなかなどに

    いぼのような物ができることがあります。

    気づくとたくさんある人が多いです。

     

    アクロコルドン、軟線維腫、脂漏性角化症

    などなど多くの種類がありますが、

     

    角質の新陳代謝のどこか・・・

    調子が悪くなった細胞が、少し変な

    細胞を作ることで、周りとは見た目の異なる皮膚

    いぼ、とげのような皮膚ができるわけです。

     

    この変化というのは、以前シミの話でも少し

    書きましたが、紫外線や年齢、外傷などにより惹起されます。

     

    老若男女問わずできますが、

    年齢が多い人のほうが、多くできます。

    生まれてから60年くらい経過した人のほぼ100%に

    認められると言われています。

     

    このちょっとした角質細胞の変化の中に

    劇的な変化、反乱を起こすような人がいると

    猛烈に異常な細胞を作り続ける場合があります。

     

    その反乱分子は、疲れを知らず、

    馬車馬のように変な細胞を作り続け、

    そのうち周囲のまっとうな人を追いやって、

    増殖していきます。

     

    これがいわゆる悪い細胞です。

    ガンというやつです。

     

    現在の平和な世界では滅多に

    このような反乱は起きないのですが、まれに

    生じているわけです。

     

    なんだかまた話が脱線していますので

    本題にもどります。

    たくさん小さいのがある、

    皮膚がんとか心配なわけじゃないけど直したいなぁ。。

    あるいは、数は少ないけど、なんだか成長していて心配。

    などなど

    モチベーションの持ち方は人それぞれ様々に

    お持ちになられていると思いますが、

    このものに悩み、とりたいなぁと思っている方は意外と

    多いのでは、と思っています。

    炭酸ガスレーザーというマシンで、簡単に、

    手軽に、そしてきれいに治療可能です。

    早い人は20代でできます。

     

    気になっている方・・・一度御相談ください。

  • 乾燥4

    いろいろと

    話が脱線していきましたが、

     

    天然のものをなるべく捨てない

     

    つまり、皮膚を洗いすぎないことが

     

    スキンケアの上で、重要というのが、

    最近の美容業界の主流です。

     

    お顔だけに限らず、体もごしごしこすり洗いは禁物です。

    こすることで、角質が壊れ、

    皮脂膜の消失⇒カサカサ=バリア機能の低下⇒

    アレルギー物質など皮膚に刺激を与えるものが皮膚内に侵入

    ⇒炎症=かゆいかゆいかゆい

    ⇒かゆい~⇒ボリボリッ

    ⇒(気持ちー)ヒリヒリッピリピリッ

    なんかまたかゆい。。。

    さらにバリアは壊れてすてられて。。。

     

    となりますので、

    乾燥肌にお悩みの方は

    まず毎日のお風呂で

    タオルや、ナイロンタオルの使用は控えて

    よく立てた泡を手だけで、届かない背中は届くとこまでだけで

    やってみてください。

     

    もちろん、天然保湿因子の分泌は年齢とともに

    少なくなっていきますので、

    保湿成分を補ってあげることも必要です。

     

    各医療メーカーから良い保湿剤が出ていますので、

    乾燥肌で悩んでいる方

    一度御相談ください。(´∀`)

  • 乾燥3

    天然の保湿因子

     

    天然もの・・・

    そこはかとなく、高級感漂ういい響きですね。

     

    なんとなく、養殖ものより

    よさそうですよね!?

     

    さまざまな美容成分配合の化粧水や乳液があり、

    それらも良い保湿効果を持っていると思います。

     

    各化粧品メーカーは天然の成分に近づけようと、

    いろいろ開発し、みなさん好みのものを使われていると思います。

     

    でもやっぱり、養殖ものより、天然もののほうがいいかな

    と思う私は化粧水、乳液の種類は一切使ってません。

    なんて、気取ってみましたが、

    ただ洗顔後にとくに顔が突っ張ったり、とか、かさかさな印象に

    ならないので、ほっといてるだけです。

     

    多くのわりと古め(注:最近の若者男子は美容に気をつけてますね)

    の世代の男子は、化粧水等使用しなくても平気なのです。

     

    あまり洗顔に熱心でない男性は

    (多少油ギッシュになることも多々ですが、)

    その分、天然保湿因子を

    洗い流さず、とっておいてるので、

    補う必要がなく、

    十分に保湿がなされているため、

    入浴後、半裸でビール飲んで、体から汗が引くまで

    ゆったりしても、そのあとも突っ張ったりしないんですね。

     

     

  • 乾燥2

    皮膚は人体最大の臓器です。

     

    肝臓や肺、脳みそなども重量がありますが、

    皮膚は体全体を覆っており、数kg~数十kgになります。

     

    皮膚のおもな機能は

    外敵(ウイルス、バイ菌あるいはアレルギー物質などなど)

    が対内に侵入することを防ぐこと。

    つまりバリアとしての機能が最も大切な役割の一つです。

     

    このバリアは外敵からの防御のほか

    人体の最大構成要素である水分(リンパ液、血液などなど)を

    体外に漏れることのないように守る役目もあります。

     

    角質(韓国式あかすりなどで、たくさんわいてくるもの)

    自身もそのバリア機能に重要な役割がありますが、

    角質細胞から、また皮膚に含まれる皮脂腺などからの

    分泌物もバリア機能を高める重要な要素です。

     

    天然の保湿因子と言われるものです。

     

    天然の保湿因子は弱酸性の膜を体の表面に作ることで

    そのバリア機能を高めています。

     

  • 乾燥

    猛暑

    エコに積極的な方は、

    部屋の窓を解放し、

    そよ風で、夏の夜の涼を楽しまれていることと思います。

     

    僕も自宅ではできる限り、

    空調や扇風機など使用せず、

    部屋を通り抜けていく、涼風(まだ熱風?)

    で額に、背中にしっとり感を感じながらも、

    日々しのいでおります。

     

    (クリニック内の気候は

    常に快適ですのでご安心ください。)

     

    上記はタイトルとま逆の内容でしたが、

    少しドライスキンの話をしてみたいと思っています。

     

     

  • レーザーシャワー

    当院リピーター率No1の治療は

    レーザーフェイシャルです。

    レーザーフェイシャル(ジェントルレーザー)は、

    皮膚のしみ、くすみの改善、小じわ、たるみに対して

    肌の張りを出し、お化粧ののり、肌質を改善する

    効果があります。

     

    さらに脱毛に使用する波長のレーザーですから、

    顔のうぶ毛に対して、脱毛効果があり、

    脱毛後は毛孔が縮小するため、毛孔の

    改善にも効果が期待できる

    すぐれもののレーザーです。

    さらにダウンタイムもほとんどないという

    人気の治療です。

     

    これを熱心に続けられている患者さんは

    顔のメラニン色素はほとんどなくなってくるので、

    シミは全然ないし、肌の質感も良いです。

    (とても実年齢には見えない人ばかりです!!)

     

    表題の治療は、同じ機械を使うのですが、

    波長を変えて、違う効果を狙って使用します。

     

    波長を変えることで、皮膚表面の

    メラニン色素にはほとんど反応しなくなりますが、

    その分皮下組織での反応が高まるため、

    皮膚の小じわ、たるみにターゲットを絞って

    効果を高めることができます。

     

    ジェントルを続けてきた方は

    この新しい波長の

    レーザーシャワーをぜひ体験してみてください。

     

    僕も受けましたが、

    シャワーみたいです。少し熱いですけど

    ジェントルよりはるかに痛くないです。

     

  • BOTOX

    最近では、ご存じの方も多いことでしょう。

    実にいろいろなことが治療可能な、素晴らしい薬です。

     

     しわが取れる注射

     

    という認識の方が多いと思いますが、

    この薬の本質は、神経伝達のブロックにより

    筋肉を動かなくすることにあります。

     

    ボトックスは、神経から筋肉への

    筋肉を動かしなさいという脳からの信号の

    伝達を遮断することで筋肉の動きを制限します。

     

    筋肉は常に動かして鍛えているから

    発達しています。

    ボトックスにより動かなくなった筋肉は、

    筋トレを禁止された、アスリートのようなもので、

    鍛え上げた筋肉でも、

    トレーニングできなければ

    徐々にしぼんでいってしまいます。

     

    それを利用することで、

    エラの筋肉の発達した人に

    うまく使用すると、

    小顔効果が期待できたりもします。

     

     その他もちろん表情じわの改善にも

    有効ですし、多汗症にも大きな効果があります。

  • 肝斑3

    お化粧

    というよりお化粧を落とす行為

    (落とすためにグイグイ押したり、化粧水をしみ込ませようと

    パンパンほっぺを叩いたりしてませんか?)

    つまり皮膚をこすることなどの行為が皮膚に炎症を与えており

    その炎症は微弱で表面上すぐに

    目に見える変化がなくても

    刺激により、メラノサイト(メラニン色素の工場)が活性化し

    メラニン色素がわずかづつ多く産生されている。

    と考えられています。

     

     

    皮膚に何らかの炎症、

    やけど、ケガなどの外傷、ニキビ、慢性湿疹などが

    落ち着いたあと

    しみになったことありませんか?

    日焼けもそう、第1度熱傷というやけどに分類できます。

     

    皮膚は何らかの炎症を起こすと

    その部分の創傷の治癒に引き続いて

    局所でのメラニン色素の産生が活発になってしまいます。

    その結果皮膚の色調は濃くなり、シミとして

    認識されるようになる。

     

    しかしそれは治癒に至る過程で生じる一過性の反応で、

    通常、過剰産生状態は、炎症を繰り返さない限り、

    正常な状態に戻ります。

    つまり炎症のあとに生じる色素沈着は時間経過により薄くなっていき

    最終的に目立たなくなり、程度の軽いものは

    無治療で消えます。

    これは炎症性ないし炎症後色素沈着という病名の皮膚色素沈着症です。

     

    肝斑はこの炎症性色素沈着の一部であるとも

    考えられています。

     

     

  • 肝斑2

    今日診察に来られた常連の患者さん

    (すごく品の良いきれいな方です)に

    「ブログ見ましたよ、先生の変化や、シミの説明も

    楽しかったですよ」

    とお褒めの言葉をいただきました。

     

    なんだか、見てくれている人がいるなんて

    気恥ずかしいですが、励みになりますね。

    ちまたで、ブログをやっている人が多いのが、

    何となくわかったような気がしました。

     

    さてさて、本題ですが、

    女性ホルモン以外のもう一点の肝斑の要素

    • 慢性刺激による色素過剰

    これについて、少し説明してみます。

     

    • 人により費やす時間や、お金など非常に大きな違いがあって
    • それにより、その人に大きな変化をあたえて
    • それをしてないのに、してる時と変化が少ないことが羨ましがられたりして
    • でもほとんどの人はそれをするし、しないと家から外出することすら困難なひともあると

    それが、もうひとつの要因のようです。

  • 肝斑

    最近はテレビでもよく耳にするワードで

    ご存じの方も多いと思います。

     

    両方のほっぺたにいつの間にかできて

    トランなんとかを飲むとよくなるやつです。

     

    以前より形成外科、美容皮膚科では

    なかなか手ごわい相手で、

    あの手この手で治療を行っています。

    一般的にレーザーは禁忌(絶対してはいけません)と

    されていました。

     

    なぜできるのか?

     

    でき方、その仕組み、原因

     

    それを理解、把握しなければ治療は難しいです。

    その成り立ちがよくわからないので、治療が難しかった

    と言うのが今までの実情でしょう。

     

    最近はいろいろと、わかって来ていますので、

    原因について、簡単に説明してみます。

     

    (成因は諸説あり結論には達していませんので、あくまでも私見です)

     

    女性ホルモンの影響と

    慢性刺激による慢性的なメラニン色素過剰産生により

    生じる後天性色素斑。

     

    なんだか分かりにくいですね、

    ホルモンのバランスのせいですねぇ・・・と言われると、

    何となく納得してしまいます。よね?

     

    何の根拠もないのにすごい説得力を持った素敵な言葉です、

    僕も困ったときにはよく頼りにしています。(注:ジョークですね)

     

    女性ホルモンが原因というのは以前より言われています。

    というのは、

    • 20歳くらい以降おばあちゃんになるまでの時期にある

      (出産可能時期)

    • 妊娠、出産を契機に良くなったり悪くなったりする。
    • 生理の周期で濃くなったり、薄くなったりする
    • 男性にはめったにできない

    どうでしょう、これで女性ホルモンのせいという言葉も

    少し説得力を持って言えそうですかね。