美容を専門とし皮膚科・形成外科医として長年の経験を積んできました。長年培ってきた「経験」と「熟練の技術」そして、なによりも貴方を思う「こころ」が最新鋭の機械性能を最大限活かせるのです。

一般診療

一般皮フ科

一般皮フ科

【アトピー】

アトピー性皮膚炎は、体質的要因・環境などにより生じます。
皮膚の状態に適した外用薬・内服薬で治療を行います。一般的に若年で発症する場合は年齢とともに軽快していきますが、成人になってから発症するものもあり、経過・症状には個人差がありますので、今の状態に適した治療を行うことが重要です。

【湿疹・かぶれ】

皮膚は通常天然の保湿因子や皮膚内の免疫細胞により外敵(バイ菌、アレルギー物質)の侵入を防いでいますが、バリア機能の低下などにより皮膚に炎症が生じると湿疹(皮膚炎)となります。原因は金属、植物などに対するアレルギーで生じる接触皮膚炎の他、バイ菌が原因となる場合、虫刺され、ウィルスなど多岐にわたります。それぞれに適した外用剤、内服で治療を行います。

【乾燥】

天然の保湿因子の減少、皮膚炎などにより悪化します。
日常のスキンケアにおいて必要以上に皮膚をタオル等でこすらないようにする事、洗顔料・ボディーソープなどの洗剤を使いすぎない事や、肌に適したものを使用する事が重要です。肌の状態により、適した医療用保湿剤や外用薬を処方致します。

【巻き爪】

爪の変形により生じます。原因は合わない靴による事が最も多いですが、歩き方、水虫などの疾患、もともとの爪の形状、生活習慣など多岐にわたります。
湾曲が強いと痛みも強くなります。
陥入の程度により治療は手術以外にも選択肢があるため、適した治療をご提案します。

【水虫】

顕微鏡検査で、水虫菌を見つけます。外用剤・内服薬などで治療します。

【火傷】

熱湯、油、花火など一般的なやけどの直後はとにかく流水などで冷却することが重要です。
冷却により熱による細胞の損傷が最小限となり、重症化することを防げます。
十分に冷却をおこないご自宅にある適当な軟膏を使用したりせず、タオルやガーゼ、氷嚢など冷やした状態でご来院いただくのがベストです。
やけどの程度により、適した外用剤・内服薬を処方します。

【傷】

切り傷、擦り傷など外傷の直後のケアが重要です。
浅い傷でも縫合などの処置を行ったほうが傷跡がよりきれいに目立たなくできる場合もありますので、けがをしたらできるだけ早く、当日中に受診していただくことをお勧めします。

【傷跡】

やけどの後、けがの後のケロイド状の傷や手術後の傷痕が目立つ場合など、再手術を行う以外にも、レーザー、イオン導入、内服、外用剤などが有効な場合もあります。
ご希望に沿ったベストな治療をご提案します。

【うおのめ、たこ】

患部に皮膚を柔らかくする薬を貼り、削る方法や、レーザー治療を行います。
足の形や骨の形、歩き方などの要因でまた再発することがありますので、外用薬等で継続的にケアすることが大切です。

ニキビ

ニキビの原因となるアクネ菌は常在菌と呼ばれ、どこにでも誰にでもいる雑菌です。
皮脂の質や量、ストレス、生活習慣など、ニキビ菌にとって増えやすい(住みやすい)肌環境と増えにくい肌環境があります。
以前より抗菌目的に抗生物質の内服薬や塗り薬が中心に行われていますが、抗菌効果には肌環境による個人差があります。

本来皮膚は新陳代謝を繰り返し、日々入れ替わっていますが、生活習慣、ストレス、ホルモンなどの作用により代謝に乱れが生じると、角質細胞が必要以上に増加する事があります。
穴周囲の角質が増えすぎると、毛穴は細くなっていき、最終的には角質に埋もれて毛穴の出口は閉じてしまいます。
出口がなくなった毛穴では皮脂が皮膚表面に出られず、毛穴の中に貯まっていく現象が起こります。
風船のようにぷっくり膨らんだ毛穴、これが白ニキビ(面ぽう)という状態で、湿った皮脂は白いですが、乾いて酸化した皮脂は黒く見えるようになるため黒ニキビと呼ばれます。
面ぽうの中で、ニキビ菌(アクネ菌)が増殖すると皮脂腺周囲で炎症がおこり赤く痛みを持った赤ニキビとなります。
赤ニキビは自然におさまってくこともありますが、時に隣の毛穴と合体して大きなニキビ(しこり)となったり、化膿を繰り返して目立つニキビ跡を残す場合もあります。

内服、外用のほか、ケミカルピーリングやレーザー等の治療があり、年齢や症状に合わせて治療を進めていきます。

いぼ

一般的に広くイボと言われているものの中で、医学的にイボは尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)というウイルス性のイボを指します。
ヒトパピローマウイルスというどこにでもいるウイルスが入り込み、腫瘍を形成します。
手のひら、足の裏に多くできますが、全身どこにでもできることがあります。
子供から大人まで、年齢問わず幅広く発症します。
熱を出したり、他の臓器に害を及ぼすことはありいませんが、ご本人の体の中で増えていくことはあります。
治療は、内服、外用、レーザー治療を使用します。年齢、症状に合わせて治療法を提案します。(保険適用の治療と保険外の治療があります)

※当院では液体窒素治療は行っておりません。

あざ

生まれつきのあざは、レーザーで治療します。あざにはいくつかの種類があり、色の抜けやすさや治療回数に違いがあります。
代表的なものをいくつかご紹介します。

●扁平母斑

生まれつきの薄茶色のシミ状のあざです。体のどこにでもできます。治療は数回のレーザー照射が必要です。

●太田母斑

生まれつき顔の半面にできる、黒、または青色のあざです。顔以外にはできることはありません。

●異所性蒙古斑

おしりの生まれつきの蒙古斑がお尻以外にできる症状です。お尻の蒙古斑と違って、消えにくいのが特徴です。

脱毛症・薄毛

一部の毛が円形、もくはそれ以上の広範囲にわたり脱毛してしまう脱毛症と、全体的に毛量が少なくなるびまん性脱毛症があります。

【円形脱毛症・脱毛症】

症状の悪化期と回復期があり、長期的に経過を見ることが必要です。内服、外用、注射等の治療を症状に合わせて行っていきます。

【びまん性脱毛症】

いわゆる薄毛と呼ばれるものです。
成人男性の場合、AGA(男性型脱毛症)と呼ばれ、一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因であると考えられています。
AGAには有効性が認められている内服を継続することで、進行を止め、改善が期待できますので、一度ご相談ください。
女性の薄毛の場合、原因は特定されていませんが、経年性変化、毛根周囲の血液循環の悪化、ホルモンによる影響、特定の栄養素の不足など様々な要因が考えられています。
当院では、それらの要因に対して改善が期待できる各種薬剤を処方しております。(保険適用の治療と保険外の治療があります)

形成外科

形成外科手術

当院で行っている主な形成外科手術です。

〇皮膚の出来物の切除

レーザーで除去できない深さのある皮膚の出来物は、局所麻酔で手術をします。
脂肪種、表皮のう胞などがそれにあたります。

〇巻き爪

爪の幅を作りかえるOPEで巻き爪を改善します。

〇その他

各種手術について対応しておりますので、ご相談ください。

【陥入爪(巻き爪)】

巻いている部分の爪を取り生えなくする手術です。
爪の幅を狭くすることで、巻き爪を解消します。
数日間は長距離を歩くのが辛くなるので、時間にゆとりのある時に手術をすることをお勧めします。