美容を専門とし皮膚科・形成外科医として長年の経験を積んできました。長年培ってきた「経験」と「熟練の技術」そして、なによりも貴方を思う「こころ」が最新鋭の機械性能を最大限活かせるのです。

炎症性色素沈着2

日焼けや年齢の積み重ねは

あまり関連がありません。

字のあらわす通り

炎症による色素沈着・シミであります。

肝斑もこのシミの一種、親戚と言えます。

 

炎症とは

わかりやすく言うと

皮膚が赤くなることです。

 

蚊に刺された

かぶれた

打撲した

こすった

 

要因、原因は様々ありますが

外からの刺激

外的な物理的な刺激が加えられると

その部分で反応が起きて

皮膚が赤くなります。

これが皮膚の炎症です。

 

内面的な精神的な刺激が加えられ

顔面が紅潮したりするのは

興奮、体温・血圧の上昇に伴って

毛細血管が開いて

血液の循環が良くなている状態として生じており

炎症ではありません。

 

皮膚というのは

炎症が生じてしまうと

その度合い、強さにもよるのですが

のちに、メラニンをたくさん作ってしまうのです・・・

 

小麦色の肌

日焼けもこの炎症性色素沈着です。

紫外線という

刺激により、皮膚がやけどを起こし

炎症します。

その後メラニンの産生が増えて

皮膚を黒くするのです。