ヒアルロン酸注射
ほうれい線や老けた印象は、しわだけでなく、顔のボリューム減少が原因のこともあります。ヒアルロン酸注射は、顔全体のバランスを見ながら自然な印象へ整える治療です。榊原クリニックでは、院長が骨格や脂肪の状態を確認し、入れすぎない自然な治療をご提案します。
こんなお悩みの方に
おすすめ
- ほうれい線や口元の影が気になる
- 年齢とともに、しわや小じわが気になってきた
- 目の下のクマが気になる
- 以前より老けた印象になったと感じる
- 鼻筋や唇など、顔を立体的に整えたい
- 表情を変えなくても深いシワがある
- 水疱瘡、傷あと、ニキビ跡の凹みが気になる
ヒアルロン酸注射の特徴
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸は、もともと体内に存在している成分の一つで、水分を抱え込む性質を持つ物質です。皮膚や関節などに含まれ、水分を保つことで肌のうるおいや弾力を支える役割を担っています。ヒアルロン酸1gで約6Lもの水分を保持できるとされ、この高い保水性が肌のふっくらとした印象に関わると考えられています。
医療で使われるヒアルロン酸は、不純物を取り除いた上で一定の基準のもと管理された製剤です。美容目的の治療では注入剤として用いられ、化粧品に配合されるヒアルロン酸とは、目的や性質が異なります。医療用のヒアルロン酸は形状や硬さが調整されており、治療する部位や仕上がりに応じて製剤の種類が使い分けられます。
ヒアルロン酸の作用する仕組み

ヒアルロン酸注射は、皮膚の下にヒアルロン酸を補い、内側から肌の土台を支えるよう促す治療です。皮膚は表皮・真皮・皮下組織という、いくつかの層で構成されています。加齢などで肌を支える力が弱まると、影やくぼみが目立ってしまうことも少なくありません。こうした箇所へ、クッションの役割を担うヒアルロン酸を注入し、内側から皮膚を支えることで、肌表面の印象をバランス良く整えていきます。
ヒアルロン酸を注入する深さや部位は目的に応じて変わり、どの層にも一律で入れるわけではありません。皮膚の構造や顔全体のバランスを見極めながら、位置や量を検討することが大切です。
ヒアルロン酸注射の効果
形・立体感の“デザイン”で印象を変える
ヒアルロン酸注射は、単にしわを埋める治療というより、顔全体の立体感やバランスを考えながら行う治療です。加齢や骨格によって生じる凹凸や影は、必ずしも一か所だけの問題とは限りません。
治療では脂肪のつき方や皮膚の厚み、シワの形状など複数の視点からバランスを考え注入していきます。
注入する量を増やすことだけを目的とするのではなく、必要な場所に適切な量を補うという考え方が重要です。
“老け見え”を改善
顔が「疲れて見える」「実年齢よりも上に見える」と感じる場合、その原因は、しわやほうれい線だけとは限りません。頬のボリュームが減ったり、目元や口元に影ができたりすると、顔全体の明るさや立体感が変わります。その結果、「老け見え」してしまう場合があるのです。
大きく顔立ちを変えるのではなく、疲れて見えやすい部分を自然に整えていくことが、「老け見え」の印象をやわらげる一つの方法です。
ヒアルロン酸製剤の種類
ヒアルロン酸の製剤にはさまざまな種類があり、硬さやなじみ方、持続期間などに違いがあります。目的や注入する部位によって適した製剤は異なるため、当院では患者さまのお悩みに合わせ、製剤を使い分けています。
アラガン社

アラガン社のヒアルロン酸は、「ジュビダームビスタ®」というシリーズを中心に展開されており、目的や注入部位に応じて選択できるよう、複数の製剤が用意されています。シリーズ内には硬さや質感の異なるラインナップがあり、榊原クリニックでは、「ボリューマ」と「スキンバイブ(ボライト)」を採用。顔の立体感を整える用途から、皮膚の薄い部位や細かな印象の変化に対応します。
同じヒアルロン酸でも、目指す方向性や注入する部位によって、適した性質は異なります。そのため、患者さまのお悩みや顔全体のバランスに合わせて、製剤の種類を使い分け、細かな調整を行います。
ベロテロ

ベロテロは、ドイツのメルツ社が展開するヒアルロン酸製剤で、旧エセリスと同一の薬剤です。多重高密度マトリクス構造を持つ均一性の高いヒアルロン酸で、注入後に皮膚や組織となじみやすく、表面に凹凸が出にくい点が特徴とされています。
比較的浅い層にも使用しやすく、目の下や口周りの細かなしわ、頬やこめかみの軽い凹みなど、自然な質感の調整を目的とする部位に適しています。しっかりとしたボリューム形成というよりも、肌表面をなめらかに整えたいケースに向いた製剤です。
当院では、肌馴染みの良い「ソフト」と「バランス」を採用。持続期間には個人差がありますが、一般的には1年前後を目安とし、時間の経過とともに自然に吸収されていきます。お悩みの部位や仕上がりの希望に応じて、他のヒアルロン酸製剤と使い分けながら治療を行います。
榊原クリニックの
治療の特徴
顔の構造を知り尽くした
形成外科医が治療
ヒアルロン酸注射では、しわやくぼみだけを見るのではなく、骨格や脂肪のつき方、皮膚の厚みなど顔全体の構造を立体的に捉えることが重要です。
ヒアルロン酸を「どこにどの深さで注入するか」によって、仕上がりの印象は変わります。当院では形成外科医の視点で、院長が初診から一貫して診察を担当。
お一人おひとりの骨格や表情の動きを確認しながら、必要な部分に適切なヒアルロン酸を注入します。
少ない量で「理想の顔立ち」
ヒアルロン酸は、量を増やせば仕上がりが良くなるわけではありません。実際の診察では、仕上がりのバランスを重視した結果、1本(1cc)を使い切る必要がないと医師が判断するケースが多く見られます。無理に量を足すことはせず、その時点で最適と考えられるところまでで一度治療を区切るのが当院の方針です。
骨格や筋肉の動き、お悩みの出方は一人ひとり異なるため、注入量もが画一的には決めません。状態を丁寧に見極めたうえで、無理に量を足さず、自然な変化につながる統計を行っています。
ヒアルロン酸注射の流れ

初診:院長の診察
当院では、初診の診察から施術まで院長が一貫して対応します。
まずは顔の骨格や脂肪のつき方、皮膚の状態を確認し、ヒアルロン酸が適しているかどうかを総合的に判断。
注入する部位や量の目安を検討していきます。治療内容や注意点についても説明しますので、不安な点があればお気軽にご相談ください。

治療の予約
診察内容に問題がなければ、施術日の予約を行います。
患者さまの体調やご予定などを考慮し、一緒に無理のない日程を決めていきましょう。ダウンタイムや当日の過ごし方についてもあらためてご案内します。

マーキング
施術前には、鏡で仕上がりのイメージを確認しながら注入位置のマーキングを行います。
座った状態で顔全体のバランスを見て、必要なポイントを細かく確認していきます。マーキングは、顔の左右差や立体感を整えるための大切な工程です。

ベッドに寝て注入
ベッドに横になり、消毒を行った上でヒアルロン酸を注入します。
施術する部位や目的に応じて、注入の深さや量を調整しながら、少しずつ進めていきます。
施術は患者さまの状態や表情を確認しながら行いますので、気になる点があればその場でお伝えください。

座って微調整注入
一度起き上がっていただき、正面や横顔のバランスを確認しながら、必要に応じて微調整を行います。
寝た状態と座った状態では見え方が変わるため、立体感や表情の動きを改めて丁寧に確認。細かな調整を重ね、自然な仕上がりを目指します。
ヒアルロン酸注射の詳細
| 治療時間 | 30分前後。 部位や注入量によりますが、診察・マーキングを含めた目安です。 |
| 推奨の通院頻度 | 一定の間隔でメンテナンスにお越しいただく方もいらっしゃいます。 必要に応じて、数週間〜数ヶ月後に微調整を行います。 |
| 痛み/腫れ | 注入時にチクッとした痛みや圧迫感を感じることがあります。施術後は軽い腫れや赤みが出る場合があります。ヒアルロン酸に局所麻酔が含まれていますが、痛みが心配な方は、事前に麻酔テープをご使用いただくことも可能です(別途料金かかります) |
| ダウンタイム | 内出血、赤み・腫れ、痛み、しこり感、むくみなど。 多くは数日で落ち着きますが、内出血が出た場合は1〜2週間ほどかかることがあります。 |
| メイク/洗顔 | 当日から可能。 注入部位は強くこすらないよう注意が必要です。 |
| 洗髪/シャワー/入浴 | シャワーは当日から可。 長時間の入浴やサウナは数日控えてください。 |
| リスク・副作用 | 腫れ、内出血、赤み、左右差、ボコボコ感などが生じることがあります。まれに感染などの合併症が起こる可能性があります。 |
| 施術を受けられない方 | 妊娠中の方、重度の皮膚疾患や感染症がある方、医師が不適切と判断した場合は施術を控えることがあります。 |
ヒアルロン酸注射後に
気をつけること
触らない・押さない・揉まない
施術後は、注入部位を触ったり押したりしないよう注意してください。必要以上の刺激が加わると、ヒアルロン酸の位置がずれるなど、仕上がりに影響が出る可能性があります。洗顔やスキンケアの際も、こすらずやさしく扱うことが大切です。マッサージやエステなど、顔に圧がかかる施術は約2週間程度お控えください。
温めない
施術後しばらくは、血流を過度に促す行為を避けましょう。長時間の入浴やサウナ、激しい運動などで体が温まると、腫れや内出血が出やすくなる場合があります。日常生活は通常どおり過ごせることが多いですが、数日は体を温めすぎないよう注意してください。
相乗効果が期待できる治療
ヒアルロン酸注射の
料金
| ベロテロソフト | ¥75,900 |
|---|---|
| ベロテロバランス | ¥83,100 |
| スキンバイブ | ¥75,900 |
| ボラックス | ¥93,500 |
| ヒアルロニターゼ(ヒアルロン酸溶解) | ¥22,000 |
お支払い方法
- 現金
- クレジットカード(VISA/Master/JCB/Amex/Diners)

ヒアルロン酸注射
よくあるご質問
1回で施術効果を実感できますか?
ヒアルロン酸注射は、1回の施術でも印象の変化を感じられることがあります。ただし、目指す仕上がりや骨格の特徴によっては、少量ずつ状態を確認しながら調整する方が適している場合もあります。当院では量を増やすことを前提とせず、まずは自然な変化を大切にし、必要があれば後日の微調整をご提案しています。
ヒアルロン酸注射でほうれい線はなくなりますか?
ヒアルロン酸注射によって、ほうれい線そのものが完全になくなるわけではありません。ほうれい線はしわだけが原因とは限らず、骨格や脂肪の量、たるみなどが関係している場合もあるからです。診察では顔全体のバランスを確認しながら、ほうれい線を自然に目立たなくする方法をご提案します。
ヒアルロン酸注射の持続期間を教えてください。
使用する製剤や注入部位、体質によって異なりますが、目安として半年~1年近く持続します。ヒアルロン酸は体内で少しずつ吸収されるため、時間の経過とともに効果は薄れていきます。そのため、状態を確認しながら、必要に応じて追加注入をご検討ください。
注入したあとボコボコするのは失敗ですか?
施術直後は腫れやむくみの影響で、触れたときに硬さや凹凸を感じることがあります。多くは時間の経過とともになじんでいきますが、どうしても気になる場合はヒアルロニダーゼを使用してヒアルロン酸を溶かすことも可能です。気になる場合は無理に触らずご相談ください。状態を確認したうえで、必要に応じて経過観察や調整をご案内します。

