にきび・にきび跡治療

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にきびは身近な肌トラブルである一方、原因や経過に個人差があり、症状の現れ方もさまざまです。

榊原クリニックでは、診察時に炎症の程度やこれまでの経過、保険適用の可否などを確認し、多角的な視点から治療方針を検討します。保険治療で十分な改善がみられない場合には、自費治療も含めた治療をご提案します。

にきび治療の基本知識

にきびは、医学的には尋常性ざ瘡という皮膚の炎症性疾患の一つに分類されます。

軽度であれば自然に落ち着くこともありますが、状態や経過によっては炎症が長引くケースも少なくありません。炎症が続くと、にきびが慢性化したり、治癒後ににきび跡として皮膚に残ってしまうことがあります。そのため、にきびの段階や皮膚の状態を見極めながら、適切な対応を行うことが重要です。

また、自己判断によるケアで症状が悪化してしまうこともあるため、原因や進行の特徴を理解したうえで、早い段階から皮膚の状態に合った対策をとることが、にきびの改善や将来的なにきび跡の予防につながります。

にきびができる原因とは

にきびは、いくつかの要因が重なって起こる皮膚のトラブルです。

主なきっかけの一つは、皮脂が通常よりも多く分泌されることです。皮脂は本来、肌を守る役割を持っていますが、分泌量が増えすぎると毛穴にたまりやすくなります。

そこに古い角質が重なると毛穴が詰まり、アクネ菌などの細菌が増加してしまいます。これが原因で、赤みや腫れといった炎症が起こるのです。

思春期にきびでは皮脂分泌の活発さが原因になりやすく、大人にきびでは肌のターンオーバーの乱れに加え、生活習慣やストレス、さらに摩擦や紫外線、自己流のスキンケアといった外的要因も深く関与します。このように複数の要因が関係するため、単純な対処だけでは十分でない場合があります。

にきびの種類とその特徴

にきびの炎症が進行するまでの基本的な流れ
にきびの炎症が進行するまでの基本的な流れ

にきびは見た目や炎症の有無によって、いくつかの種類に分けられます。

初期段階では毛穴が詰まった状態の白にきびになり、皮脂が酸化すると黒にきびに変わります。さらに炎症が加わると赤にきびに変化し、悪化すると膿を伴う状態(黄にきび)になります。

これらは連続した変化の一部であり、どの段階でどのように対応するかが重要です。

にきびの種類主な状態・見た目
白にきび表面が白っぽく目立ちにくい。毛穴が詰まり、皮脂が中にたまった状態
黒にきび角栓で黒っぽく見える。毛穴にたまった皮脂が空気に触れて酸化した状態
赤にきび細菌の影響などで炎症が起こり、赤みや腫れを伴う状態
黄にきび炎症が進行し、膿を含んだ状態

にきびができるメカニズム

肌は通常、約28日周期で新しい皮膚へと入れ替わる「ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)」を繰り返しています。このターンオーバーが乱れると、古い角質が皮膚の表面にたまり、毛穴の出口が狭くなります。その結果、皮脂が内部に留まってしまい、にきびができやすい環境になります。

この段階はまだ炎症が起こる前の初期変化にあたり、皮脂が毛穴に詰まり始めた状態です。見た目にはほとんど分からないことも多く、気づかないうちに症状が進行してしまう場合もあります。

当院のにきび・にきび跡治療メニュー

大人にきびと思春期にきびの違い

大人にきびと思春期にきびの違い

にきびは大きく分けて、思春期にきびと大人にきびの二つに分類されます。

思春期にきびは10代に多く、主に成長期のホルモンバランスの変化により、皮脂の分泌が活発になることで引き起こされます。額や鼻まわりなど皮脂の多い部位にできやすく、皮脂の量が落ち着くと改善することもあります。

一方、大人にきびは20代以降にみられます。肌のターンオーバーの乱れに加え、生活習慣やストレス、摩擦や紫外線など複数の要因が関与します。同じ場所に繰り返しできやすい点も特徴です。

一般的にはこのような傾向がありますが、にきびの症状は年齢だけで決めつけず、肌の状態に応じた判断が重要です。

にきび跡とは

にきび跡は、にきびが治った後に皮膚に残る変化の総称です。

赤みや色素沈着、凹凸など、見た目や質感にさまざまな形で現れます。治療を考える上では、にきび跡の原因やタイプ、皮膚の内部で起きている変化を理解しておくことが大切です。

にきび跡のできる原因

にきび跡は、炎症の強さや継続期間、日常生活での刺激などが影響します。

長い期間赤みや腫れを伴ったり、膿を含んでいたにきびは、皮膚の深い部分まで影響を及ぼしています。その影響が、にきび跡として残ることがあるのです。

また他に、にきびを自己判断でつぶしたり必要以上に触ったりすることも、にきび跡が残る原因となります。炎症を繰り返した部位では、色素沈着や皮膚の凹凸といった変化が生じやすく、その結果、にきび跡に変化する場合があります。

このように、にきび跡は一つの要因だけで生じるものではなく、炎症や刺激、皮膚の治癒過程が重なって起こる点が特徴です。

にきび跡の種類とその特徴

にきび跡の種類・タイプ

にきび跡にはいくつかの代表的なタイプがあり、
「色素沈着として残るもの」
「赤みが残るもの」
「皮膚の表面がへこんだ凹凸状(クレーター状)のもの」
に大きく分けられます。
これらは見た目だけでなく、皮膚の内部で起きている変化や治癒の過程が異なります。

「色素沈着タイプ」は、にきびの炎症後にメラニン色素が過剰に作られることで生じ、茶色っぽい跡として残った状態です。時間の経過で徐々に薄くなる場合もありますが、炎症が強かった場合や紫外線の影響を受けると、長く残ることがあります。

「赤みタイプ」は、にきびの炎症がおさまった後も、皮膚の中の血管が元の状態に戻らないことで生じます。この場合は、時間の経過とともに目立ちにくくなることもあります。

一方、「クレーター(凹み)タイプ」は、にきびの炎症によって皮膚の深い層までダメージを受け、十分に元の構造へ戻らなかった場合に生じます。そのため、時間の経過だけで目立たなくなることは難しく、跡が長く残る傾向があります。

にきび跡ができるメカニズム

にきび跡には、「にきびの炎症によって皮膚がどの程度ダメージを受けたか」が大きく関係しています。

皮膚は本来、ダメージを受ければ修復しようと働くものですが、にきびの炎症が強い場合には、その修復が十分に行われないことがあります。また、にきびの炎症が起きている段階で刺激が繰り返されると、皮膚のダメージがさらに大きくなり、治癒のバランスが崩れやすくなります。その結果、様々なタイプのにきび跡ができてしまうのです。

にきび跡は、にきびが治った後に突然生じるのではなく、にきびの炎症が起きている過程からすでに始まっている変化と言えます。

にきび・にきび跡を作らせないポイント

自己判断でのセルフケア

自己判断でのセルフケア

にきびが気になると、市販のスキンケア用品やインターネットの情報をもとに、自己流で対処してしまう方も少なくありません。しかし、にきびは種類や進行段階によって対応が異なるため、見た目だけで判断するのは適切とはいえません。

自己判断によるケアが炎症を悪化させ、結果的ににきび跡につながるケースもあります。セルフケアに頼りすぎず、症状が続く場合や悪化が気になる場合には、早めに医療機関で相談することをおすすめします。

日常生活を見直す

日常生活で気をつけること

にきびやにきび跡の予防には、日常生活の積み重ねも大きく関係します。睡眠不足や偏った食生活、強いストレスが続くと、肌のターンオーバーが乱れやすくなります。

また、マスクや髪の毛による摩擦、無意識に顔に触れる癖も、にきびの炎症を悪化させる要因になります。すべてを完璧にする必要はありませんが、できる範囲で生活リズムを見直す意識が重要です。

効果的なスキンケア方法

効果的なスキンケア

スキンケアでは、「落としすぎない」「こすらない」という基本が大切になります。洗顔の回数が多すぎたり、洗浄力が強すぎる製品を使ったりすると、肌を守るために皮脂分泌が過剰になることがあります。

洗顔後は、肌の状態に合わせて適切に保湿し、外部刺激から皮膚を守ることがポイントです。にきびがあるからといって過度に特別なケアを行うより、負担をかけないことを意識しましょう。

やってはいけないこと

にきびでやってはいけないこと

にきびをつぶしたり、気になって何度も触ったりする行為は、皮膚へのダメージを大きくします。炎症が強まると、色素沈着や凹凸といったにきび跡が残る原因にもなります。

また、短期間での改善を求めて、刺激の強いケアを繰り返すことも避けたい行為です。にきびやにきび跡とは、経過を見ながら段階的に向き合うことが重要であり、焦らず慎重に対応することが必要です。

保険診療と自由診療の違い

にきびやにきび跡の治療には、保険診療で行う場合と、自由診療を検討する場合があります。

炎症を伴うにきびについては、皮膚の状態や重症度に応じて保険診療の対象となることがあります。一方、にきび跡や肌の質感改善など、美容目的の治療では、自由診療(自費)となることが一般的です。

ただし、どの治療が適しているかは見た目だけで判断できるものではありません。皮膚の状態や経過をふまえ、医師と相談しながら治療を進めることが重要です。

榊原クリニックの
にきび・にきび跡へのこだわり

当院は形成外科・皮膚科・美容外科・美容皮膚科を専門として、長年にわたり経験と実績を積み重ねてきました。熟練した技術と最新の医療機器を活かし、患者さまの症状やお悩みに合わせた、最適なにきび・にきび跡の治療をご提供しています。

院長が初診から再診まで
一貫して診察

当院では、初診から継続して院長が責任を持って診療を行います。
毎回の診察が確かな積み重ねとなり、前回の治療経過を丁寧にふまえながら、次の治療方針をきめ細かく調整していきます。そのため、大手クリニックで起こりがちな「前回の診察内容が引き継がれていない」「何度も来院しているのに話が通じない」といった不安を抱かせることはありません。改善の状況を見ながら、内服薬や外用薬の処方も含めて対応しています。
患者さまが納得して前に進めるよう、分かりやすい説明と誠実な診療を大切にしています。

にきび改善後に「跡」が残らない治療

当院では、目の前のにきびを抑えるだけでなく、その後ににきび跡が残りにくいことを重視しています。
炎症の程度や経過を丁寧に見極め、肌への負担をできる限り抑えながら対応。将来的なにきび跡のリスクにも配慮し、にきびが治ったあとの肌状態を見据えた、一時的な改善にとどまらない診療を大切にしています。

メリットだけではなく
リスクも含めて説明

当院では、治療のメリットだけでなく、起こり得るリスクや注意点についても丁寧に説明することを大切にしています。
にきびは見た目への影響が大きく、「早く治したい」という気持ちが強くなりやすい症状だからこそ、内服薬の副作用や治療に伴う負担についても事前にお伝えします。治療内容を十分に理解したうえで進めることが、納得のいく結果につながると考えています。
不安や疑問を残さないよう、対話を重ねながら、患者さまが納得された治療のみを行います。

当院のにきび・にきび跡治療が
はじめての方へ

榊原クリニックでは、初診から院長が直接診察を行います。にきびやにきび跡の治療についても、最初から自由診療を前提とするのではなく、保険診療で対応できるかどうかを含めて多角的に判断します。

にきびは、薬による治療だけでなく、生活習慣の見直しも重要な要素となるため、診察時にはにきびの基本的な仕組みや注意点についても説明します。気になる症状や服用中の薬、これまでの治療歴などがあれば、あらかじめお伝えください。

初診は予約不要です(初診のご予約はできません)。
まずは現在の皮膚の状態を確認したうえで、無理のない治療方針をご提案します。

よくあるご質問

にきび・にきび跡治療は1回で治りますか?

にきびやにきび跡の治療は、1回の治療ですべてが改善するとは限りません。にきびの種類や炎症の程度、にきび跡の状態によって経過は異なります。複数回の治療や継続的なケアが必要になることもあります。治療回数や期間については、皮膚の状態を確認したうえで判断することが大切です。

治療を受け始めるタイミングを教えてください。

にきびが繰り返しできる場合や、炎症が続いている場合は、早めの相談をおすすめします。炎症が長引くと、にきび跡が残るリスクが高まるため、自己判断に頼らず、医師に皮膚の状態を確認してもらうことが大切です。

にきびが気になるので化粧で隠してもいいですか?

厚塗りや摩擦の強いメイクは、にきびの炎症を悪化させる可能性があります。にきびがある場合は、刺激を最小限に抑えることを意識し、必要に応じて医師に相談すると安心です。

大人にきびと思春期にきびの違いはなんですか?

思春期にきびは皮脂分泌が活発になる時期に起こりやすく、額や鼻まわりなどにできやすい傾向があります。一方、大人にきびは生活習慣やストレス、肌のターンオーバーの乱れなど、複数の要因が関与しており、顎やフェイスラインに繰り返しできやすい点が特徴です。年齢だけでなく、肌の状態に応じた対応が必要になります。

にきびは潰したほうが早く治りますか?

にきびを自己判断で潰す行為は、非常にリスクが高まります。炎症を強めたり、色素沈着や凹凸等のにきび跡に繋がったりと、悪化する可能性があります。にきびを潰して中身が出たように見えても、皮膚にはダメージが残りがちです。潰さずに適切な方法で対処することが大切です。
また、内服・外用薬の他に、膨らみのあるにきびを早く平にしたい場合はCO2レーザーでの治療もございます。ご相談ください。